【今回のテーマ】第72号記念？ 知っておきたい「72の法則」について
突然ですが、皆さんに質問です。
「手元資金1000万円を10年で2倍に増やすために必要な運用利回りは 何％でしょうか? ※複利で運用」
どうでしょう、直ぐに答えられますか？
複利計算をしなければいけないので電卓を必要でしょうか？
実はこの問題、ある法則を知っているだけで簡単に答えられるんです。
それが「72の法則」です。
これを知っていると、手元資金を「2倍にするために必要な期間 (年) 」を簡単に計算出来きます。
「72の法則」は、資産を倍にするために必要な期間（年数）を計算する方法で、72を予定運用利回りで割るだけです。
それだけで資産を倍にするために必要な年数が計算出来ます。
計算式はこんな感じです。
ですので、冒頭の質問の答えは「72÷10＝7.2」、必要な運用利回りは7.2％になります。
今現在、某県内銀行の定期預金の金利は0.002％です。
資産が倍になるには、72÷0.002＝36000
36,000年で倍になる計算です。
36,000年前の日本はというと旧石器時代で、その頃から定期預金をしていればようやく資産は倍になっている計算です。
何だか、気が遠くなっちゃいますね…
そして、この「72の法則」はお金を借りた時にも役立ちます。
例えば、クレジットカードのリボ払い。
クレジットカード会社のリボ払いの平均的な金利は15％位です。
「72÷15＝4.8」倍になるのに5年弱…
毎月一定額を返済しているとは言え、金利だけ見ると約５年で倍になる水準でお金を借りている事になります。
恐ろしい…
このように、お金を運用する場合だけではなく、お金を借りる場合でも、この法則を覚えておくととても便利です。
この機会に是非「72の法則」覚えておいてください。
ちなみに今、エフピーエムで扱っている外貨建て一時払い終身保険（米ドル）は約19年で解約返戻金が倍になります。
米ドルの為替変動を考えなければ、金利は何％しょうか？
計算してみてください。
某銀行の定期預金の金利と比べてどうでしょうか。
